NHK大河ドラマ「光る君へ」21話感想

2024年5月27日月曜日

感想文

t f B! P L

衝撃!伊周のうそ出家

21話前半の見どころは、伊周劇場で決まり!

逃げていた伊周を追って、改めて二条第を調べる実資たち。
そこへ僧の姿でひょっこり現れる伊周。
この時点でもう面白い。コスプレ?
「出家したゆえ、任地には赴けぬ」
ドヤ顔で言うが、実資にかぶり物を取られよ、と言われ動揺。問い詰められて「うるさ~い!」とキレる所に爆笑した。
無理矢理かぶり物を脱がされて、剃髪していないことがあっさりバレる伊周。
いや待って待って、これから剃髪するところだったんだって!と言い逃れするが、妹の定子に「見苦しゅうございますよ」と言われてしまう。
「私が我が家を守る!」と言いながら、ひっくり返ってヤダヤダー!と暴れる伊周…
母と妹の前でかっこ悪すぎる。かわいそうでかわいい。
オロオロ心配そうな母と、表情を動かさない妹の対比が面白い。定子様、笑いをこらえてたのかな。
突然の僧姿に一同唖然
ママが一緒に大宰府に行ってあげる、と貴子様。母子で出立するが、また一条天皇の怒りを買い引き離される。どこまでも…
父・道隆の死からわずか一年で、子供たちは内裏からみな姿を消すことになった。
みんなかわいそうだが、夫も息子も娘も失った貴子様が哀れ。

追い打ちをかけるように、彼らが住んでいた二条第が火事になる。ひどい。
もういつ死んでもいいと自棄になる定子を、お腹の子のために生きねばなりません、と説得し救い出すききょう。

詮子と倫子

定子の出家後、生き生きと次の妃探しを考える詮子様、楽しそう。
その様子を見て笑い声をあげる倫子。
詮子が呪詛されて弱っていたのを、自作自演の仮病と見破っていたことを笑顔でチクリと告げる。
顔を見合わせる詮子と道長。
おっとりした風貌ながら切れ者の倫子様、恐ろしい人。

枕草子の始まり

懐妊した事を帝にも話せず、生きる気力を失っている定子を元気づけられないか、まひろに相談に来るききょう。
史実とは異なるとはいえ、やっぱりこの二人の絡みは面白いな。
以前賜った高価な紙に面白い文を書いて差し上げたらとアドバイスするまひろ。

史記と枕ことばのエピソードに、「史記がしき物だから枕ですか?」すぐ通じあう二人。
紫式部と清少納言の平安才女ジョークwww
史記に対し、四季をネタにしては?とも。
ダジャレに感心するききょう。

定子のために、心を込めて墨をすり、書をしたためるききょう。
「春はあけぼの」キターーー!
たった一人の悲しき中宮のために、枕草子は書き始められた。

まひろと道長

越前へ出立する前日、道長を呼び出すまひろ。
まひろが父に成り代わり送った文を、まひろ作だと気付いていた道長。
「お前の字は…わかる」キュン。
いいムードなのに、「中宮様を追い詰めたのは道長様ですか?」と質問するまひろ。
冷たく「だから何だ」と答える道長だったが、その顔を見て、あなたはそういう人ではないと本心を見抜くまひろ。通じ合いすぎて泣く。
このまま何事もなく別れるのか…と思ったら、道長の肩に顔をつけるまひろ。
この10年、道長をあきらめたことを後悔し、想い続けていたことを打ち明ける。
まひろの本当の気持ちを聞いて、泣きそうな顔の道長がせつない。
愛する人から嬉しい言葉を言われているのに、もうどうすることもできない。後悔とあきらめ、嬉しさと悲しみが入り混じった、なんとも言えない表情。
「今度こそ、越前の地で生まれ変わりたいと思っております」
吹っ切れた笑顔で明るく言うまひろ。
最後の口づけをかわす二人。
悲しいけれど、本心を互いに伝えられてよかった。

旅立ち

いよいよ越前の地へ到着した為時とまひろ。
道長から、越前守として70人の宋人の対処を命じられていた為時、さっそく彼らが滞在する松原客館に立ち寄る。
宋語ペラペラの為時、活躍の予感。
詮子がねじ込んだうつけじゃなくて本当によかった。

これから4年間の越前の生活は、まひろにどう影響するのか。
宋の新メンとの絡みも気になる。

自己紹介

自分の写真
70年代生まれのアラフィフ女子。 インドア派。

このブログを検索

※当ブログではアフィリエイト広告等(Amazonアソシエイト含む)を利用しています

人気の投稿

お問い合わせフォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ