NHK大河ドラマ「光る君へ」第35話感想

2024年9月16日月曜日

感想文

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第35話 中宮の涙

中宮・彰子の懐妊祈願で金峯山寺へ向かう道長一行。
道中は険しく、頼通と源俊賢のファイトー!いっぱーつ!!な光景も。
貴族が崖のぼりって尋常じゃないな。

やっと祈願を終えて帰路につく道長一行を、伊周の手の者が狙う。
しかし危ないところを隆家が阻止し、難を逃れる道長。
これ以上兄が困ったことにならないよう、詫びの気持ちで伊周を止めたという隆家。
しかし伊周の言う通り、花山院の御車を隆家が悪ふざけで射たせいで何もかも狂い始めたんだよな~。伊周じゃなくても「おまえ、なんなん」と言いたくなるわ。
それでも隆家のことは憎まない伊周、そこだけは優しい兄上だ。

宮中あれこれ

「夕顔はなぜ死ななければならなかったのだ?」
作者に直接聞いちゃう大ファンの帝。ネタバレ上等。
話の流れで御嶽詣をする道長の心中を考える帝、中宮の幸せを願う親心だと帝を諭すまひろ。チームプレーで帝を囲い込んでいくよ!

恋人を亡くしたあかねに、親王との日々を書き残すことをすすめるまひろ。
一方まひろの弟・惟規は、男子禁制の斎院に忍び込み、斎院の中将とスリルあふれる恋愛に燃えていた。あきれて諫めるまひろ。
さりげなくまひろ中心に史実を溶け込ませる構成が面白い。
同僚のもとに忍んできた男と鉢合わせたり、平安色恋模様がネタになりすぎる。

若紫フィーバー

御嶽詣から帰ってすぐ、まひろを訪ねる道長。早速新作チェック。
若紫のエピソードに、子供の頃の自分たちの出会いを思い出して談笑する道長とまひろ。自分のこと良く書きすぎだろ!という道長のツッコミや、こんなことあったよね~wというツーカーぶりが微笑ましくもせつない。

藤壺の宮の不義の話を、自分の体験が元になっていると道長に告げるまひろ。
「我が身に起きたことはすべて、物語の種にございますれば」
「ふーん…恐ろしいことを申すのだな。お前は不義の子を産んだのか?」
はっきり言わずぼかすまひろ。大人のやり取り…
決して世に明かすことはできないが、二人の間で通じてよかった。
新作・若紫も大評判。

中宮の涙

紫上に感情移入し、彼女には光る君の妻になってほしいとまひろに言う彰子。
とうとう物語を通じて、自分の気持ちを彰子に気付かせることができたまひろ。
すごい。鳥肌がたつな。
そこへタイミングよくあらわれる帝、涙ながらに告白する彰子。行動早っ!
初めて帝に対する感情を表に出した彰子、素直な涙が心を打つ。
びっくりしていったん去る帝だが、道長に今宵藤壺に参ると告げる帝。
嫁いで数年、彰子20歳にして初めて帝の渡りが…。大・成・功!!

帝と彰子がうまくいって、しみじみ喜びをわかちあうまひろと道長。
二人の深い絆に溜息が出る。
その様子をのぞいている女房は誰!?

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70年代生まれのアラフィフ女子。 忘れっぽいので、自分の備忘録として色々書きたいと思います。

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