NHK大河ドラマ「光る君へ」17話感想

2024年5月2日木曜日

感想文

t f B! P L

報われた夜通しの看病

前回、疫病で倒れたまひろを抱きかかえて連れ帰り、一晩中看病した道長。
回復したが意識を失っていたため、そのことを知らないまひろ。
せっかくの胸キュンエピソードなのに、知らずにすれ違うパターンか?と思いきや、すぐ乙丸がまひろに教えてくれてよかった。
えらいぞ乙丸。ずっと二人のことを見てきたもんね。

まひろが母の死の真相を道長に打ち明けた時といい、変に話を引っ張らない所がストレスなく見られて良い。痒い所に手が届く。
道長に言われて密かに様子を見に来た百舌彦も、すぐまひろ本人に見つかってるし。
離れていても以前と変わらず通じ合う、道長とまひろの相思相愛ぶりが切ない。
しかし雅やかな仏顔で、道長の心に住む他の女の存在を確信する倫子さまが恐ろしい。
二人の関係はいつか彼女にバレるのか、バレないのか。

筆を取らずにはいられない

前回の旅先でのハプニングにより、まひろに八つ当たりしていたさわだったが、もらったまひろの文を書き写していた。
書き写す時間待たされていたのか、乙丸。
「もらった文を突き返すだけなのに、なんでこんなに待たされるんだろうな〜」と毎回思っていそう。
そんな乙丸は不憫だが、まひろに追い付こうと文を模写しているうちに心が救われたさわ。
自分の書いた文が人に影響を与えたという事を噛みしめるまひろ。
「何を書きたいのかはわからない。けれど、筆を取らずにはいられない」
まひろの進むべき道が、少しずつ見えてくる過程に胸が熱くなる。

清少納言のモミアゲ

それはそうと、清少納言ことききょうのギザギザカットのモミアゲが、マンガのキャラ描き分け風に個性が出ていて好き。
平安貴族は基本みんな同じ髪型なので、キャラが立って助かるね!(誰が?)
主人公のまひろより個性的なモミアゲが、ききょうの激しさを表現していて良い。
斉信と色っぽく絡みながら、キスは避ける様もザ・いい女でよかった。
紅葉をききょうの胸元に差し入れるシーン、斉信役のはんにゃ金田氏が「谷村新司さん以来の入れ方ですけど」と言っていたそうで笑った。まさにそれ。(谷村新司と小川知子のデュエット「忘れていいの」PVより)

関白・道隆死去

藤原家の身内同士の後継者争いが面白い。
息子の伊周を跡継にしようと、必死すぎる道隆に帝もドン引き。
帝が溺愛する定子もまた、兄である伊周を内覧(関白に準ずる役職)にしようと動く。
一方、帝の母・詮子は道兼を関白にしようと画策する。
「道兼の兄上のことは昔から好きじゃないけど、伊周よりはマシ」道兼本人の前で平然と言い捨てる詮子。ひどい言われようだが、嬉しそうな道兼がかわいい。

道隆43歳で飲水の病(糖尿病)により死去。
次週からの展開も楽しみ。

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70年代生まれのアラフィフ女子。 インドア派。

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