王様戦隊キングオージャー 第36話 感想

2023年11月13日月曜日

感想文

t f B! P L

ヒメノのお見合い大作戦

なんとも楽しくてバカそうなタイトル。
号泣した前話(泣くなスカポンタヌキ)との温度差wwと思ったが、そこはさすがキングオージャー、単なるお笑い回ではなかった。

チキューが宇蟲五道化に支配されつつある現状で、唐突に結婚相手を公募するヒメノ。
お見合い相手の一人に選ばれてソワソワのヤンマがかわいい。キングオージャー初期の段階でヒメノに気がある様子だったが、今になって回収されるのか。
そして候補者の中にさらっとリタも入っているのが興味深い。
今風に伴侶の種族性別は問わないということか?とも思ったが「ふさわしい伴侶を見つけ、後継を産むことも王の務め」と言っている。リタの性別について突っ込むのは野暮かと思っていたが、これは。あるいはイシャバーナの技術や、この世界では問題ないことなのか。

本物のヒメノは、カメジムの策略で地下に幽閉されていた。
カメジムが擬態したセバスチャンをすぐ見抜くのはさすがだが、民を人質に取られ、ヒメノも毒に侵されてしまう。
そんなシリアス展開と同時に、カメジムが擬態した偽ヒメノと王様戦隊のおもしろお見合いパーティーは続く。

第一お見合い 社交ダンス対決

遊んでる場合じゃないと憤るギラをたしなめ、お見合いに乗り気なヤンマ。
しかし自分の番が来ると、モジモジしてなかなかヒメノの手を取らない。
「いくぞ!っしゃあオラ!」などと言いながら、ポケットに両手を突っ込み、赤くなったりニヤニヤしたり。
とうとうギラに「…照れてるの?」と突っ込まれ「そ…そんなんじゃねえし!!」と叫ぶところが最高に面白かった。
挙句の果てジェラミーの糸に操られ、阿波踊りっぽい動きからの求愛ダンスを披露。
偽ヒメノから「嫌!醜すぎる!!」との評価を受けるヤンマ。
ジェラミーの言う通り、実に滑稽であった。今回一番好きなシーン。
一方完璧なダンスをしながら、ヒメノに「脅されているのか?助けたい」と囁く有能なリタ。密かにカメジムに殺されかけるが、謎のイケメン・ロマーネの横入りで難を逃れる。

冷静に質問するギラ。嫌そう

第二お見合い 愛のささやき対決
「私をときめかせなさい」
やけくそなギラ、緊張して「あ」しか言えないヤンマ、それをからかうジェラミー。
リタ「もっふ…もっふん…」
リタが考える、ときめくことと言ったらそうなるよね!真剣なのがかわいい。
それゆえにまた殺されかけるが、飛んできた黄色いバラが毒針を跳ね飛ばす!
待ってました、本物ヒメノ!
この短時間で未知の毒の解毒剤を作り、頼りになる側近達と脱出。お見合い対決は時間的に第二で終了~!

美しすぎる謎のイケメン婚約者ロマーネ

情熱的なフラメンコ調の音楽に合わせて突如躍り出たロマーネ、擬態したカメジムから華麗にオージャカリバーを奪い取り、本物のヒメノに捧げる。
美しすぎる青年ロマーネの正体は、ヒメノの執事セバスチャンだった。
実は25歳でおじさま執事姿は特殊メイクというセバスチャンの設定、ついに回収された。
人を惑わせる美貌への罪悪感で自害しようとしていたロマーネのナイフを蹴り飛ばし、特殊メイクで姿を変えさせ、逆に彼の心を救ったヒメノ。
鏡を見て「これが私…!?」的なシーンがよかったw
ヒメノが、最も美しく欲しいと思ったのは、ロマーネの見た目ではなく、心だった。
汚れたボロボロの姿で「美とは生き様!」と言い放つその様は気高く、まさにヒメノだった。かっこいい~~。改めて、モチーフがカマキリというのも本当にいい。

みんながヒメノだ!と感動する中「やっぱモノホンは無理だわ」と苦笑するヤンマ。
ヒメノの美しさに惹かれてはいるが、戦う同志として、対等な王として、尊重すればするほど色恋の対象にはならないか。
久しぶりの恋愛ネタも面白かったが、これでよかったと思う。

見事に存在感を消していたカグラギ、ラストシーンでひょっこり登場。
ロマーネがいる分、カグラギの登場をカットして話をすっきりさせるのはさすが。 
次回はカグラギの国、トウフのお話!
前国王のイロキとグローディーの夫婦共演も楽しみ!

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70年代生まれのアラフィフ女子。 インドア派。

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