ウルトラマンブレーザー第17話感想

2023年11月19日日曜日

感想文

t f B! P L

さすらいのザンギル

宇宙侍!!
こんなワクワクするワードもそうない。
17話のメイン宇宙人ザンギル、漢字で書いたら「斬切」だろうか。
地球の侍文化に感化され、言葉遣いも「拙者」など侍風にしている宇宙人ザンギル。
そういうキャラ大好きなので、テンションが上がる。

過去に倒した怪獣の幽霊が、街中に現れる騒動が立て続けに起こる。そのたびに現場に現れ、大きな剣で怪獣を消し去る謎の男の正体がザンギルだった。
調査のため怪獣出現予想ポイントに先回りしていたゲント、逆にザンギルから話がしたいと誘われ、彼の行きつけのレトロな喫茶店につれていかれる。
宇宙侍ザンギル、コーヒーも大のお気に入りで、常連客らしく店主のおばちゃんからコーヒーゼリーのサービスも受けていた。
地球には1か月前に来たと言っていたが、その間よほど通い詰めていたと思われる。

宇宙人姿のザンギルと喫茶店で向かい合い、落ち着かない様子のゲントに笑う。
他の人間からは、ザンギルは擬態した人間の姿に見えているから大丈夫と説明される。
正体が見えているとすれば、お主の中におるもう一人の力のせい…とブレーザーのことを見抜いているザンギル。
人間態を演じるのは唐橋充さん。素敵!

※自分で宇宙侍と名乗っているわけではない

「この星の歴史は一通り学んだ」
真面目な表情で「おいしくな~れ」と言ってコーヒーを飲むザンギル。どこで何を学んだのか。突っ込まず復唱するゲント、優しい。
ブレーザーの新聞記事をいったん逆さまに見せてから、気付いて無表情で正しい位置に回転させるなど、真面目な侍キャラに笑いを乗せてくるのがたまらない。
身の上話を始める時、コーヒーカップの中に本当の宇宙人姿が映っている描写も好き。

かつて強敵を倒すことだけに喜びを感じていた命知らずのザンギルだったが、ある時、とてつもない剣の達人に敗れた。
その達人から「成仏できない怪獣たちの魂を斬って救いを与えろ。それがお前にとっても救いになる」と、108体の魂を成仏させる使命を与えられた。さすが達人、倒した相手のことまでよく考えてくれる。
ついさっき107体目を斬ったので、次が目標の108体目だという。話が早い。
しかしザンギルが持つ石の力を吸い取った108体目の怪獣は、今までの幽霊とは違い実体化していた。力を貸してほしいとゲントに頼むザンギル。土下座する宇宙人。
108体目の怪獣は赤ビキニ、もといニジカガチ(怨霊態)だった!
過去に出てきた怪獣たちの再利用回…などと言ってはいけない。

ブレーザーと同じサイズに巨大化して、協力してニジカガチと戦うザンギル。
剣のパワーを分けてもらい、キャッキャ飛び跳ねて喜ぶブレーザーたんかわいい。
頭部も剣になっているザンギル、気を付けのポーズで自らが剣そのもののように、飛んで斬りに行くのが面白かった。右腕からは大きな剣が直で生えているので二刀流だね!
ブレーザーにまっぷたつに斬られたニジカガチ、ザンギルを真ん中にサンドして復活!
結果見た目はザンギル、意識は怨霊となりブレーザーを攻撃し始める。
おかげでザンギルとブレーザーの剣の勝負が見られてよかった。ありがとう赤ビキニ。
二人の殺陣がとても美しくかっこよかった。ブレーザーたんはなんでもできるね!時代劇が好きだと言っていた、ゲントの知識を共有しているからなのだろうか。
峰打ちについて解説してくれるアーくんもすごい。

108体の魂を成仏させる使命を果たしたが、ザンギル自身もさまよう魂だった。
そこで初めて彼に自己紹介するゲント。
ゲントとブレーザーの名前を呼んで、きちんとお礼が言えて満足そうなザンギル。
彼が成仏した後、二つやってきたコーヒーが悲しい。
ザンギルの分のコーヒーに向かって、自分のカップを掲げるゲントに泣いた。

自己紹介

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70年代生まれのアラフィフ女子。 インドア派。

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